JRAネット投票(JRA IPAT)を解約・利用停止する方法

2017年10月からスタート!


2017年から本格的に政府対策として行われている

ギャンブル依存症対策推進会議によって

ギャンブル依存症の方に向けた取り組みが行われ始めています。


これによって2017年10月より、JRAもやっと重い腰を上げて

JRAのネット投票(JRA IPAT)を利用停止できるという方法が運用開始しています。

このページではJRA IPATサービスを利用停止にする方法をお教えします。

※売り上げが減るので本来やりたくない。即パットサービスが開始して10年以上経過してから取り組み始めたこの遅さ・・・全くギャンブル依存症対策を行ってこなかった証拠ですね。


※まず、解約と利用停止は意味が違うという事をご理解ください※

このネット投票の利便性の高さゆえに、JRA IPATシステム内の「解約申請」後でも

次節(翌週程度)にはまた同じ口座で新規申し込みが完了してしまうので

「絶対に競馬を辞める」と意思をもって「解約申請」をしても

翌週の土日になるとウズウズして「ちょっとやってみるか」と「再登録」を行う事が

可能なのです。

これでは、何の為の解約なのか全く意味がないですね。

ギャンブル依存症患者は意思が弱いものです。

どうして、運用開始から10年以上も「半年利用停止する」や「5年利用停止する」などの選択ができなかったのでしょうか・・・

海外ではこのような利用者本人がギャンブル利用を制限する自己規制については当然の在り方として取り入れられています。


そこで私は以前から、永久的に再登録できない、または一定期間再登録できないシステムの運用がされることを望んでいました。


そんな中、やっとこの点が

ギャンブル依存症等対策推進会議にて「アクセス制限」の問題として取り上げられ

2017年10月よりJRA IPAT投票システムの利用停止ができるようになりました。

これでJRA 中央競馬 ネット投票と縁を切る事ができます!


JRA IPAT投票をストップする方法!

(JRA 中央競馬 IPATをやめたい!ネット投票できなくして欲しい!)


1、まず、利用停止したいJRA IPATの加入者番号を把握。

JRA IPAT投票を利用停止するためには現状として

ネット投票を辞めたい加入者番号と口座番号を把握しておく必要があります。

その加入者番号に対してネット投票できないようにロックをかけてもらうという

システムになっています。


加入者番号が分からない方はClub JRA-Net会員の方はWEBにて参照が可能。

Club JRA-Net会員ではない、意味が分からないという人は

PATサービスセンターに電話 050-3771-2000に「加入者番号を教えて欲しい」と

まず最初に伝えましょう。


※加入者番号が複数ある方※

加入者番号ごとに利用停止を行う必要があります。

全ての加入者番号を把握するようにしてください。


例えば、A銀行のJRA IPAT投票を利用停止してもB銀行の口座も持っているので

A銀行のJRA IPAT投票を利用停止したとしても、また何かのきっかけでB銀行の口座で

即PAT口座を開設してしまうかもしれない・・・

素晴らしい心配、懸念だと思います。

そんな方はまず、B銀行口座で即PAT登録を行って加入者番号を取得してください。

「えっ、辞めたいのに加入!?」

2017年10月より開始したJRA IPAT投票 利用停止システムでは既存の加入者番号に対する投票停止システムとなっているので、加入者番号が存在しないことには利用停止とする事ができません。

新規登録、再登録できないように申請口座に対する申し込みのロックをかけるというシステムではないので、今後投票してしまうような危険性のある口座は全て一度、即PAT登録を行って加入者番号を発行する必要があります。

俺は、私は即PAT対応の銀行口座を5口座も持っている!すでに5個も加入者番号を持っている、または今後作る可能性がある・・・

全然ありです。私も複数の口座に対して利用停止処分を行っています。

書類の枚数が1枚増えるだけです。JRAとしても全て対応して当然です。


2、PATサービスセンター(050-3771-2000)に電話。

PATサービスセンター 電話050-3771-2000に電話してください。

土日しか電話対応してないと思う人もおおいようですが

実際は地方競馬を発売している平日(主に火曜~木曜)の20時頃まで電話対応しています。


電話対応のコツ!


オペレーター「PATサービスセンターです。加入者番号をお願いします。」

私「I PAT投票を利用停止したいので申請書を送って欲しい

オペレーター「はい?」

私「I PAT投票を利用停止したいので申請書を送って欲しい」

オペレーター「わ、分かりました。担当の者と変わりますのでお待ちくださいませ。」


こんな感じになります。

ネット投票の利用停止については大々的に告知されていない、オペレーター自身もよく分かっていない場合もあるので、イラッとする対応となる場合がありますが我慢してください。

注意点としては「ネット投票を辞めようかどうか迷っている・・・・」

こんな言い方をすると利用停止の方に話が進まず、JRAインフォメーションデスクにまず電話をして欲しいとたらい回しにされます。(JRAとしては売り上げ減少に繋がるので利用停止処分をしたくない。誰かと話をさせて落ち着かせて利用停止を留まらせたい)


別オペレーター「利用停止という事ですが、加入者番号をお願いします。」

私「現在※個の加入者番号があるので全て利用停止したいので書類を送ってください。」


これでOKです。

あとは加入者番号や名前、電話番号などから現在、その人にどれだけの加入者番号が存在しているかなどを調べてくれます。

それに対して、1つの加入者番号に対して1枚の利用停止申請書が送られてきます。

加入者番号と口座番号を紐付けして書類に記載する必要があるので

その点について不明な事がある場合はこの時のオペレーターに聞いておきましょう!


※注意※

現状は加入者本人のみの申請しか受け付けてくれません。

しかし、将来的にはギャンブル依存症患者などの家族からの申請も受け入れるように政府からの指示が出ています。


3.書類に必要事項を記載。

書類申請をして約2-3日程度でJRA PATサービスセンターから封書で書類が届きます。

私は問題がなかったのですが、この書類が届くという事に対してプライバシー上の問題

発生する人は何か別の手段がないかPATサービスセンターに相談してみてください。

これが利用停止申請書です。

申請日(郵便ポストに入れる日でOK)、

加入者番号、氏名、住所、電話番号、生年月日、銀行名、口座番号の記載が必要です。

もし、加入者番号が複数ある方でどの口座番号がどの加入者番号か分からないというような人はまたPAT サービスセンターに問い合わせてみてください。


※利用停止の内容※


・利用停止の開始日は、本申請書をPATサービスセンターが受領した日の翌日以降の節の初日とします。

→早くて今週末、遅くて来週末だね。


・利用停止の解除については、JRAが指定する書面にて改めて申請願います。(利用停止の解除申請用紙は、PATサービスセンターより郵送しますので、下記までご連絡願います)

→利用停止申請の解除もできるよ!また連絡してね。しません!


・利用停止となって日の属する年の翌年の末日までは、如何なる理由があっても解除申請できません。

→2017年11月に利用停止申請をした場合2018年12月31日までは解除申請はできませんよ。もっとできなくてもいいんだけど・・・助かります!


・4年間を通じてインターネット投票の申し込みがなかった時は解約となります。

→2017年11月が最終投票月の場合、2018年12月31日まで解除申請は通らず。

 2019年1月1日より解除申請可能。解除申請をしなかった場合は2021年11月をもって

 加入者番号自体が無くなります。→したがって、4年後には同じ口座から再登録が可能となります。その時はまた再登録をして利用停止申請書を出せばOK!(4年後にはシステム自体が変わっている可能性あり)


5.ポストに投函!(切手をお忘れなく・・・)

最後にJRAに対する必要なお金は勝馬投票券ではなく

82円の切手代です。(申請書が多い方は92円の場合もあり、郵便局で要確認)

今後、このまま続けていたとしたら失う多くのお金に比べたら可愛い物です。

ビシッと切手を貼ってポストに投函しましょう!


6.お疲れ様でした!

これでJRA IPATシステムとは少なくとも4年間はおさらばできます。

加入者番号に対するログインや投票がロックされているので

投票したくても投票できません。

これはギャンブル依存症患者に対するとても良い対策ですね。

ただ、利用停止申請の希望を伝えた時の電話対応やこのように利用停止ができるようになった事を大々的に告知していない点など、まだまだ本気でギャンブル依存症対策にJRAが乗り出しているとは全く思えません。

ただ、電話と書類で4年間ロックできることはとても有効的だと思います。

みなさまお疲れ様でした。お金は大切にしましょう!


JRAのギャンブル依存症対策度=70点


※やり方が分からない、無事に利用停止できた!等何かございましたら

 コメント欄にご記入ください。





STOP ギャンブル!(ギャンブル依存症患者の救済)

ギャンブル依存症対策(競馬、競艇、競輪、オートレース)のお手伝い、考察。

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